いびきは歯科で治療できるのか|口腔内装置という選択肢

カテゴリ:いびき・睡眠時無呼吸 | 公開日:2026-07-27 | 最終更新日:2026-07-27 | 点検日:2026-07-27 | 監修:川田 隆央(川田デンタルクリニック 院長(3代目)・歯科医師)

いびきは歯科で治療できるのか|口腔内装置という選択肢

いびきや睡眠時無呼吸で、歯科の「口腔内装置(マウスピース)」という選択肢があります。ただし診断は医科が行い、歯科は装置を作る役割です。医科と歯科の連携が前提となります。仕組みをご説明します。

この記事の要点

  • 歯科では口腔内装置(マウスピース)で対応することがあります
  • 装置は下顎を少し前に出して気道を広げる仕組みです
  • 診断は医科が行い、歯科は装置を製作します
  • 医科の診断と紹介があれば保険適用となる場合があります
  • 重症度によってはCPAP(医科の治療)が適応となります

口腔内装置とは

口腔内装置(スリープスプリント、マウスピース)は、睡眠中に装着するマウスピース状の装置です。下顎を少し前方に固定することで、のどの奥の気道を広げ、いびきや無呼吸を軽減することを目的とします。

上下一体型や分離型など種類があり、お口の状態に合わせて製作します。

診断から装置までの流れ

睡眠時無呼吸症候群の診断は医科が行います。歯科は診断をする立場ではなく、医科の診断にもとづいて装置を製作します。
ステップ担当内容
1. 検査・診断医科睡眠の検査を行い、重症度を診断します
2. 治療方針の決定医科装置が適応か、CPAPが適応かを判断します
3. 歯科への紹介医科装置が適応の場合、歯科に紹介されます
4. 装置の製作・調整歯科型取りをして装置を製作し、調整します

保険適用について

睡眠時無呼吸症候群と医科で診断され、医科から歯科への紹介(診療情報提供)がある場合、口腔内装置の製作は健康保険が適用されます。

一方、医科の診断がなく、いびきの軽減のみを目的とする場合は、自由診療となります。

まず医科を受診してください。診断と紹介があれば保険で装置を作れます。当院で医科をご案内することもできます。

CPAPとの違い

項目口腔内装置CPAP
どんなものマウスピース状の装置鼻に装着し空気を送る医療機器
担当医科の診断→歯科で製作医科
適応軽症〜中等症で選択肢になることがある中等症〜重症で用いられることが多い
持ち運び小さく携帯しやすい本体があり、電源が必要

どちらが適応かは重症度によって異なり、医科が判断します。装置とCPAPの優劣ではなく、状態に合った方法を選ぶことになります。

口腔内装置が向かない場合

適応は、医科の診断と歯科での口腔内の確認をあわせて判断します。当院は上野毛駅から徒歩1分です。

記載の期間・回数・費用は目安です。お口の状態や全身の状態により異なり、実際の治療方針は診察のうえ判断いたします。

よくあるご質問

いびきは歯科で治療できますか?
歯科では口腔内装置(マウスピース)で対応することがあります。下顎を少し前に出して気道を広げる仕組みです。ただし睡眠時無呼吸症候群の診断は医科が行い、歯科は医科の診断にもとづいて装置を製作する役割です。まず医科を受診してください。
口腔内装置は保険が使えますか?
睡眠時無呼吸症候群と医科で診断され、医科から歯科への紹介がある場合、口腔内装置の製作は健康保険が適用されます。医科の診断がなく、いびきの軽減のみを目的とする場合は自由診療となります。
CPAPと口腔内装置はどちらがよいですか?
どちらが優れているというものではなく、重症度によって適応が異なります。口腔内装置は軽症〜中等症で選択肢になることがあり、CPAPは中等症〜重症で用いられることが多いです。適応は医科が判断します。

出典

※ 本記事の掲載内容は一般的な情報です。症状や適応には個人差があり、実際の治療方針は診察のうえ判断いたします。費用は2026-07-27時点の税込金額です。

※ 点検日(2026-07-27)は、監修者が記事内容を点検した最新の日付です。内容に実質的な変更があった場合は最終更新日を更新します。

川田デンタルクリニックについて

医科で睡眠時無呼吸と診断された方の口腔内装置の製作に対応しています。まずご相談ください。

所在地
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03-3701-0550
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東急大井町線「上野毛」駅 徒歩1分(東京都世田谷区上野毛1-25-10)
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